DMPauperの魅力を紹介していきたいと思います。テーマはこんな感じ。
・「ガラクタ」に目を向けて
・《狼牙獣銃拳》って何?
・DMPauperの中心は名古屋!?
・強くなりたい人こそDMPauper
・「ガラクタ」に目を向けて
私がDMを始めたのは1弾で、小学生だったのでお金もなく持っているカードのみでやりくりしていました。当時使っていたデッキは黒城暗黒デッキの重たいカードを抜いて緑を足したデッキでした。重たいカードを抜いた割には切り札が《アルティメット・フォース》だったのは今でも謎です。余談ですが、コモン限定でも完全上位である《連唱 フェアリー・ダブルライフ》が出ちゃったんで、いよいよ使う場面を見ることはなくなってきました。
こんな遊び方でしたが、楽しかった記憶があります。たまたまパックに入っていたカードを使って遊ぶ。これがカードゲームの本来あるべき姿だと思います。DMPauperで一番の魅力は新たにカードを買い足さず、余っているカードでデッキを組むことができるところではないかなと思います。
部屋のカードをあさっていると、意外と新たな発見があるものです。昔よく使っていたカードがあったり、イラストの後ろの方にほかのクリーチャーが描かれているのを発見したり。あれ?どんな効果だっけと忘れているものもあったりします。たとえば、《狼牙獣銃拳》ってなんだっけなんて。
・《狼牙獣銃拳》って何?
このカードの名前を聞いてすぐに効果がいえる人って結構少ないんじゃないでしょうか。こんなカードです。
狼牙獣銃拳 呪文 闇 コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは-6000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
1コスト上には闇の代表的なトリガー呪文が2つもあり、同コストにはトリガーこそないもののミカド、リバイヴと超次元呪文があるため、通常構築ではなかなかお目にかかれないカードです。
しかし、こんなカードでもDMPauperにおいては非常に重要なカードです。それを示すものとして、DM vaultで《狼牙獣銃拳》を含むデッキを見てみましょう。
見事にDMPauperのデッキばっかりです。コモンの除去STってこれしかないのって思われるかもしれませんが、そうではありません。確かに、種類は豊富ではないもののいくつか候補があります。似たものでは、《奈落のニャンコ・ハンド》なんてカードもあります。それにもかかわらず、《狼牙獣銃拳》が優先して採用されるのにはやはり理由があるのです。
・DMPauperの中心は名古屋!?
発案者や私が名古屋出身ということではありません。このタイトルはDMPauperで猛威を振るうカードに由来しています。
そのカードとは、《激天下!シャチホコ・カイザー》です。変に引っ張った割には面白くないですね。
通常構築戦でも強力なカードなんだから当然っちゃ当然なんですけど、まあ強いです。このカードを出せる5コスト超次元呪文が軒並み制限かかるほどには。
先ほど、除去カードの選択の話をしましたが、《狼牙獣銃拳》と《奈落のニャンコ・ハンド》との差は《シャチホコ》を除去できるか否かなのです。現在DMPauperでは《シャチホコ》が危険なカードと認識されているために前者が優先して採用されているのです。
つまり、DMPauperにも環境が出来上がっているということですね。
・強くなりたい人こそDMPauper
限定構築戦では、より狭い範囲から選ぶため工夫が必要となります。通常構築に戻った時に応用がきくようになります。引き出しが増えます。このあたりの話は改めて記事にする必要があるかもしれませんね。とりあえず今は騙されたと思ってとぐらいしか言えません。
もう一ついいことがあります。選べるカードが少なくなるということは作れるデッキも少なくなります。地雷の種類や強さもたかが知れています。勝つためには精度の高い環境読みが要求されます。これは大会を勝ち抜くために非常に重要な能力です。
遊びが少ないやや堅苦しい文章になってしまいましたが、通常構築戦につかれた人もDMで強くなりたい人もみんなDMPauperやろうよってことです。
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