ブースタードラフトの何がいいってたまたまばったり友人と会って、当然カードなんて誰も持ってませんよって状況からでもデュエマすることができるんですよね。すごい。
やってみると思いがけないカードが活躍したり、信じられない大逆転があったりですっごい盛り上がるんですよね。
ただ、競技としてやると結構シビアで基本的には強いカードを淡々とピックしていくだけのゲームです。
そこにサプライズなんてありません。いや、あってはいけないのです。
収録内容はわかっているわけで、どのカードが強いというのは事前に把握することができます。そのため、その場で「え?コイツ強くね?」って思っている時点で勝負のステージに立てていないのです。
では、強いカードはどのようなカードなのでしょうか。その勉強方法について書こうと思います。(前置きが長くなってごめんね)
私はデュエマのブースタードラフトにおいてはパワーこそが正義だと思っています。普段のデュエマだとパワーって結構軽視されがちだと思うんですよね。まあ、それもそのはずでパワーが500だろうと25000だろうと1点は1点なんですから。
一方で、ドラフトだと殴り返しが立派な除去手段ですし、普段あまり使われない火力除去を使わざるを得ないので、キーとなるパワーラインの見極めが重要になってきます。
じゃあパワーラインの見極めってどうやるのっていうと、残念ながら地道に全カードのパワーを調べることしかないと思ってます。
たくさんカードがあると大変なので「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」を例にパワーラインの見極めを行っていこうと思います。
このパックの収録内容をパワー別に整理すると下記のようになります。(めんどくさいからすっげえ雑にしかやんないけどね)
グラフを見ると、クリーチャー全36種のうち18種がパワー1000および2000のカードであることが判明しました。つまり、パワー3000以上のカードをピックすれば半分のカードに勝てることになります。
3000のカードは《のぞくち出世》のみですが、4000のカード6種類あります。細かく見ていくとCに《ガントラ・マキシバス》、Uに《ジャック・豆ルソン》でその他はR以上のレアリティになります。
また、パワー5000以上のカードは《BUTAA!チャットBB》を除きVR以上のレアリティになっています。つまり封入率はかなり低くなります。
これらのことから私はこのパックでキーとなるパワーラインは3000~4000だと考えます(3000は1枚しかないしね)。そのため、Cの《ガントラ・マキシバス》やUの《ジャック・豆ルソン》は非常に強いカードであると考えます。(細かいこと言うと《勇愛の天秤》や《爆砕面 ジョニーウォーカー》が2000火力の除去であることも考慮しています。)
当然、パックには偏りがあるので、それに応じて工夫していくことが必要となりますが、最低でもこれくらいの準備をしてきた人とぶっつけ本番でやる人とでは結構な差がでてくるんじゃないですかね。