2015年5月31日日曜日

長くて狭いトンネルを抜けてすぐの眩しさに似ているよ

 お久しぶりになってしまいました。あまり忙しいという言葉は使いたくないのですが、今週まではそこそこやることがあり、DMの熱も冷めかけてたところです。そんな状態でブログ手が回るわけもなく放置していたわけですね。いつもならこのまま冷め切るところでしたが、今回は嫌でもやる気が出る事件が起きました。その事件とは、ツイッターでも言ったんですけど、デュエルロード優勝です。
 そこで今回は、その自慢の記事となります。書いている私は非常に気持ちの良いものですが、読んでくださっている皆さんにとってはこの限りではありません。そう考えると、大会レポートみたいな記事ってどういう人に需要があるんでしょうかね。

大会会場:すばる書店TSUTAYA増尾台店
使用デッキ:白黒イエスビート
参加人数:16人ほど
大会形式:トーナメント1本先取

 なんで優勝できたのって言われたら、近所の大会の下見をして環境を把握し適切なデッキを選択できたことと、なんといっても大会形式です。1先トーナメントなんて何が起こるかわかりません。たまたま今日1番ラッキーだったのが僕だったということです。

1回戦
vs白青赤緑マナがたくさん増えるデッキ(たぶん刃鬼) 先攻

 1先トーナメントでサクッと負けると悲しいので、2ターンベルリンスタートで様子見。一方、相手はいまいち動いてくれない様子。そして、運命の3ターン目のドロー。《予言者クルト》。この瞬間このデッキの持つとんでもないポテンシャルを感じます。直感のままにクルト、イエスを並べてエンド。
 次のターンからイエスをつけたクルトが相手を襲う。そして、次のターンには追加のイエス。ランダムハンデスがうまいこと相手の足を引っ張ったみたいで、チャクラも順調に覚醒して一斉攻撃。Tブレイクで吸い込むナウを踏みクルトが戻されるも今か今かと出番を待っていたベルリンがここぞとばかりにおいしいところを持っていき、勝利。

2回戦
vs白単
 忘れちゃいました。序盤で相当有利だと確信し、最後にはトパーズ、グレートチャクラ、ベルリンなどがいた記憶があります。

3回戦
vs青黒ハンデス 先攻
 千葉県北西部あたりのDRには必ずいた覚えがあるおっさん。最後DRに出たのは5年以上前だとおもうので、正直、まだやってんのかよって思いました。話によると5弾あたりから第一線でやり続けているらしいです。良くも悪くも狂っておられます。
 初手にベルリンがいてにんまり。ハンデスの前にベルリンをだし余裕をかましていると返しに学校男で除去されて焦る。3ターン目、先攻の優位性を生かしたいのでトリッパーで足止め。当然ハンデスを食らうがうまいことイエスが残り、クロスしてビート。月下城を踏むも黒マナが3枚しかなくどうにか生き残る。
 数ターンこちらがクリーチャーを並べ、相手が丁寧に処理する。まさにビート対コントロールの戦いが続く。そして、迎えた私のターン。トップミスト。当日朝、枠が余って入れたカードである。これが返しに除去されずにベルリン、イエス、クロスとつながる。再びかなり強力な布陣が完成する。しかし、その返し学校男学校男で返されてしまう。
 先ほどの相手が処理をしているときの残りで場にはガンヴィがいた。これは、私が手札を使い切ってターンを渡せば大きく不利になる種のロックをかけられた状態である。一方の相手も私のハンドを枯らしたいので、手札に余裕がない状態である。
 そして、手札を1枚残して迎えた返しのターン。マナは7枚。トップシャイニーホール。このデッキで7マナ溜めるのは容易ではなく、隙を見て意識的に7溜めた。というのも、チャクラをミカド1枚で返されることを嫌ったためである。しっかり準備したうえでのシャイニーは手放しで喜んでもいいのだが、相手の手には不気味に残された1枚がある。私はこれを陰謀と読み、キルタッチャとした。しかし、正解はミカドでありここで私は大きく不利になった。
 この後も数ターンドローエンド、ハンデスエンドが続き次にシャイニーを引いてチャクラとした。相手の手札は2枚あり、どちらかが危険なカードであることはどうしてだかは忘れたがわかっていた。そこでタッチャにイエスをクロスし殴る。しかし、ハンデスを外してしまう。返しには当然悪夢が待っている。サイクリカだ。相手はヴォルグを出して山札切れを狙うがアンドロム連続で耐える。返しのターンに一斉攻撃でとどめ。勝利。
 相手も最後反省していたが、サイクリカからミカドとせずに陰謀としていれば相手の勝利が濃厚であったと思う。

決勝
vsイメンループ 先攻
 ついにここまで来てしまった。卓の脇に優勝プロモであるめった切りが置かれて決勝を戦う実感がわく。決勝というものはどうしても本来の戦い方でやりあうというイメージがなく、お互いが想定していない結果になるように感じる。そのようなことを考えながら手札を開けると見たこともないくらい軽い手札が顔を出した。
 クルト、シャドウ、アンドロム、イエス、シャイニー。いきなり長考した。しかし、これしか思いつかなかった。先攻1ターンクルトスタート。クルトで押し切ることを選択した。結果これは正解であった。相手も速度を合わせるためにジェニーやトリプルマウスなどで殴り始める。私は余裕をかましていたが、相手のウィニービートが思いのほか鋭く、途中で打点を逆転されチャクラを押し切りこちらのシールドをすべて割りに来たのだ。相手のシールドは1枚残っており、これがすべて通ると覚醒を防がれ逆転を許してしまう。昨日の調整でトリガーのほとんどを抜いてしまった。もはやこれまでかと最後のシールドを見るとそこにはサプライズホールが眠っていた。このサプライズホール、実は入れる予定のないものであった。本来この枠はピカリャンであり、それを持っていないのでマグリスを入れようとしていた。しかし、マグリスも見つからないのでしょうがなく入れたカードであった。結果、このサプホで出たタッチャでぴったりとどめ。私のDR初優勝となったのだ。

 書いていたら楽しくなっちゃって想定していた倍以上の分量になっちゃいました。見てもらえばわからないですけど、じゃんけんめちゃつよでした。本当に運で勝ち取った優勝だと思います。
 やりきった感すごいですが、最後までちゃんとやります。デッキレシピです。

白黒イエスビート

2 x 緊縛の影バインド・シャドウ
2 x 予言者クルト
4 x 墓守の鐘 ベルリン
1 x 光線人形ストリウム
4 x 至宝 オール・イエス
1 x 純潔の翼メダロス
1 x 黙示賢者ソルハバキ
1 x 光陣の使徒ムルムル
1 x 光牙忍ハヤブサマル
4 x 剛厳の使徒シュライバー
2 x 停滞の影タイム・トリッパー
3 x 聖歌の翼 アンドロム
2 x 超次元サプライズ・ホール
2 x 巡霊者メスタポ
2 x 解体人形ジェニー
1 x サイレンス トパーズ
2 x 天使と悪魔の墳墓
4 x 超次元シャイニー・ホール
1 x 雷鳴の守護者ミスト・リエス

2 x 時空の喧嘩屋キル/巨人の覚醒者セツダン
1 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x イオの伝道師ガガ・パックン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x サンダー・ティーガー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x ハイドラ・ギルザウルス/死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
1 x 時空の雷龍チャクラ/雷電の覚醒者グレート・チャクラ
1 x 激天下!シャチホコ・カイザー/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン

 並べてみるとジャンク感やばいです。当日調整した友人にはぼろ負けでした。それでも、環境的にいけると信じていたのでそこはほめてほしいですね。
 さっきもちょっと触れましたけど、理想の形からは離れています。一番わかりやすいのは本日のMVPクルトです。イニシエート進化のトパーズがいるのにラプソディにしない意味がありません。なんでこうなっているかって、答えは簡単、私が持っていなかったからです。ほかにも、本来入れるつもりでなかったカードがいくつかあります。こういうところから新たな発見ができるのも実際にデッキを組むよさですよね。